【お知らせ】採取検体の封入について

採取した検体を封入する袋についてお悩みの方やご不明な方向けに記事を書きました。

①袋の選定

  • 1.1 材質の選び方
    検体の性質に合った袋の材質を選ぶことは重要です。アスベスト含有非含有に関わらず、発じん量が多い建材が現場では多くあります。そのため、万が一漏れを無くすため密閉性の高いポリエチレン袋が適しています。
  • 1.2 サイズの選定
    検体を適切に保護するために、袋のサイズを検体の大きさに合わせて選びましょう。余裕をもって収めることで、しっかり封入することができます。幅120mm高さ170mm程度あると楽です。
  • 1.3 保護機能の確認
    袋には検体を外部からの影響や環境から守る機能が求められます。密閉性、耐久性、透明性など、それぞれの袋の特性を確認しましょう。厚さは0.08mmあると比較的保護性能が高いといえます。

以上のことから以下のような製品が使用されています。

【モノタロウ】チャック付き袋 厚み0.08mm 透明色 幅120mm 1パック(100枚)

【アスクル】ユニパック(R)(チャック袋) 0.08mm厚 F-8 A6 120×170mm 1袋(100枚入)

【Amazon】ユニパック マーク0.08タイプ(チャック付ポリエチレン・書込める白べた三ツ窓付) ユニパック MARK-8F 120x170mm 100枚入

②情報記入及び採取量

  • 2.1 検体の特定情報
    袋には検体を識別するための情報を明記をお願いします。現場工事件名、採取箇所、検体名の情報などを記入してください。
  • 2.2 検体の採取量
    成形板や断熱材などは1箇所100㎠(平方センチメートル)、それ以外は1箇所10㎤(立法センチメートル)以上採取してください。
  • 2.3 画像例
    以上2点を考慮した画像が以下のようなものになります。
DCP PHOTO
DCP PHOTO

③発送・持ち込み 

  • 3.1 検体の確認
    採取検体を確認後、大型のポリ袋などに入れて一纏めにしてください。また、分析依頼票をお問い合わせページもしくはメールにて送付してなければ検体と一緒に同封してください。
  • 3.2 安全確保
    検体は層別分析の場合適切な梱包で保護される必要があります。エアキャップ、クッション材、適切な箱などを使用して、検体が運送中に損傷しないようにお願いいたします。試料量が少なければ郵便封筒でも構いません。
  • 3.3 送り先・持ち込み場所
    送り状を準備し、検体と一緒に弊社住所に発送します。弊社持ち込みの際はお声掛けいただくか、営業時間外の場合は弊社玄関前にある検体ポストに投函いただければ翌日に処理致します。


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